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意外や意外、腸の元気と質の良い睡眠との深〜い関係が明らかに!

おなか

 

突然ですが、睡眠の具合や不眠と腸には深〜い関係があるのをご存知でしょうか? 不眠はストレスでも起きるから、心とは関係あるけれど、腸は関係ないでしょうと言われそうですが、実は、本当に深い関係があることが、最近次々と分かってきました。

 

セロトニンの材料は腸で作られていた

ストレスと対極関係に有る幸福感、つまり私たちが幸せと感じている時には、幸せホルモンのセロトニンが脳内で放出されています。セロトニンが沢山分泌されると、メラトニンが増え、よく寝られます。逆に、セロトニンの分泌が少ないと、不眠になります。

 

→睡眠をサポートする成分についてはこちら

 

そもそもメラトニンは脳内で分泌されるホルモンですが、その材料となる前駆体は腸でつくられており、その材料となっているのは、蛋白質です。蛋白質は、腸内でアミノ酸に分解されます。

 

アミノ酸と腸内細菌と腸内フローラ

私たちの体には20種類のアミノ酸が必要で、1つでも不足すれば体に変調をきします。この20種類のアミノ酸のうち、体内で合成できないものは必須アミノ酸と呼ばれ、食物から摂取せねばなりません。肉や魚、卵、大豆、乳製品等蛋白質の多い食品に含まれます。

 

ところが実は、これらを毎日食べているだけでは、必須アミノ酸は得られないのです。必須アミノ酸の生成には、腸内細菌の働きが不可欠だったのです。私たちの腸には、約千兆個、種類にして3万もの細菌が棲みついており、それが最近話題の腸内細菌です。

 

よく言われる様に、腸内細菌には、体に良い働きをしてくれる「善玉菌」、異常繁殖して悪さをする「悪玉菌」、そして腸内環境が良い時は体に良い働きをするけど、腸内環境が悪化すると毒性を発揮し、たちまち悪玉菌と一緒に悪さをする「日和見菌」がいます。

 

これらの細菌は、腸内である種の勢力争いをしながら仲間たちでコロニーを作ります。そのコロニーを顕微鏡で観ると、お花畑のように美しいので、「腸内フローラ」と呼ぶようになり、最近よく耳にするようになりました。

 

必須アミノ酸が分解される際、ビタミン群が使われますが、そのビタミン群は腸内細菌によって合成されます。腸内フローラが元気であって初めて、ビタミンも吸収されるのです。腸内細菌が食物のビタミンを取り出して合成し、体に届けてくれるのです。

 

蛋白質は、ビタミンCの力添えでアミノ酸に分解されます。メラトニンの材料となるのは、トリプトファンという必須アミノ酸で、葉酸やナイアシン、ビタミンB6等のビタミン群の助けを借りてセロトニンの前駆体をつくります。

 

生成されたセロトニンの前駆体は腸から吸収されて脳に届けられ、脳の松果体で、セロトニンに変化して、それが更にメラトニンとして合成されます。

 

つまりメラトニンの合成には、腸の健康が重要な鍵になります。腸が元気であれば、腸内フローラが豊富に保たれ、ビタミン群の合成力が上がり、メラトニンの合成量が増え、睡眠と覚醒のリズムが整い、良く寝られる様になります。おまけに、幸福感も高まります。

 

腸の元気が質の良い睡眠の維持に

腸を元気にして、腸内フローラの健康を保つと、深い眠りを手に入れる事が出来るようになり、不眠症も改善出来ます。
ヨーグルト等の発酵食品などによる善玉菌の摂取だけでなく、食物繊維を豊富に含む野菜や海藻類の摂取も心掛けましょう。

 

便秘が招く睡眠障害

大腸は、食べた物を排泄するのにぜん動運動を行います。このぜん動運動は、睡眠のリズムと同調していることが分かってきました。便秘の人は寝ていても何度も目が覚めるので、昼間に眠気に襲われるという睡眠障害が現れやすいという事も分かりました。

 

腸内細菌等の微生物は、体の周りを細胞壁で覆っており、この細胞壁の成分の一つであるムラミルペプチドが睡眠物質となります。ですから腸内環境を整えることで、自然な眠りを得られる様になり、睡眠の質も改善されます。

 

ストレスが溜まり自律神経のバランスが乱れると、腸内環境が悪化して便秘がちになります。つまり腸内環境を整えると、自律神経のバランスも整います。腸には多数の自律神経があり、腸内酵素が作り出す物質に刺激を受け、脳に信号が送られています。

 

腸内環境に良い発酵食品などを積極的に摂り入れると、腸内細菌の働きも活性化され、自律神経のバランスが整います。腸内環境のバランスを整えることは、質の良い睡眠を維持することに繋がります。

 

 

→就寝1時間前の安眠ストレッチで寝不足解消!